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潜在看護師の必要性・復職支援・就職先の探し方などを知り、再スタートへの第一歩を踏み出してもらえれば幸いです!
潜在看護師が多い理由
どうして看護師を辞めたのか?
「看護師の仕事は心身ともにハード」というのは、誰もが持つイメージ。実際、自分に合う職場を求め転職を繰り返すこと数回…という人も珍しくありません。また、資格を持ちながらも、別の職業についている人もいます。そういった人が潜在看護師といわれる人たちです。
日本看護協会の調査によると、看護師の退職理由は下の通り。
◆個人的な環境による理由◆
1位:妊娠や出産
2位:結婚
3位:子育て
◆職場環境による理由◆
1位:勤務時間が長い・残業が多い
2位:夜勤がきつい
3位:医療事故などへの責任の重さ
看護師の多くを女性が占めているため、退職を選択するのは女性としてのライフスタイルを優先させる場合が多いようです。勤務時間の長さや夜勤の負担は体力的な面でも問題となりますが、家庭との両立を考えたときにもマイナスの要素となりますね。日本看護協会では看護師の離職率を下げるためにも、職場環境を整えることが大切だと考えられています。
復職しない理由
潜在看護師の多くは、出産や子育てを理由に医療現場を離れ、そのままになっています。ある程度子育てが落ち着いた人でも、復職しない場合も多いのが現状です。ではなぜ、ママさんたちは看護師として復職しないのでしょうか?それには、大きく分けて3つの問題が考えられています。
◆問題1・子どもの預け先
まだ小さいお子さんがいれば、当然保育園や幼稚園に預けて働くことになります。しかし、現在は待機児童が問題となるなど、簡単には保育園に入園できなくなっています。子どもの預け先については、ママさんの最も重要な問題と言えるかもしれません。
◆問題2・家庭との両立
子どもが保育園に通っていたり、ある程度大きくなっていたとしても、まだまだ何かと手がかかります。しかも洗濯や掃除、家族の食事の準備などでママはとても忙しいですよね。家庭のための時間が取れるのかどうかというのも、復職をためらう理由のひとつです。
◆問題3・スキル面での不安
以前はバリバリ働いていたとしても、数年のブランクがあれば技術や知識に不安が生じてきます。医療は日々進歩しているため、復職してしっかりやれるのか自信がないと考える人もたくさんいます。
多くの人は、看護師として活躍していた時、忙しい日々の中でもきっとやりがいを感じていたはず。そしてたくさんの経験を積んできたと思います。せっかくの看護師資格とその経験があるのですから、それを活かせる環境の職場に出会えたら良いですね。
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